監督 ジョエル・シューマカー
脚本 ラリー・コーエン
出演 コリン・ファレル(スチュ・シェパード)

この映画、かなり期待していました。
その期待が、この公開から3日目に観た、と言う事に現れているのでは、と。
公開初日は仕事で、その後飲みで…2日目は某映画館のレイトショーに、と思ったけど満席で…で、3日目に、とまあ、自分にとっては最速だったのでは、と。
…なんて、無駄な話が。

自称一流のパブリシスト(って何?イマイチ分らなかったけど…宣伝屋、だそうです)のスチュは浮気相手の女優の卵(?)のパメラに”いつもの”電話ボックス(フォーン・ブース)ででえとのお誘い。
…と思ったらそのボックスまでピザが届く。
「料金はもらいました」って電話ボックスにピザ届けるか?普通。
宅配ピザ屋でバイトしている人たちに訊いてみたいものだ…。(どうなの?実際?)
で、断るのに一悶着。
さらにパメラにはレッスンだと…でえとはあっさり断られ…。(T∇T) ウウウ
そして受話器を下ろしたら電話ボックスの電話が鳴る。
…公衆電話に電話をかける手段を教えて欲しいものです。
そして、公衆電話が鳴ったからとつい取ってしまう、のが心理、なのかなあ?
もし、受話器を取られずに逃げられたら(自分なら逃げるね、間違いなく)、かなり悲しい犯罪者ですね…。
閑話休題。
まあ、自分はそんな経験ないし(経験のある人いるのか?)そもそも電話取るの嫌いだからな…。
しかし、スチュはそれを取ってしまいます。
すると、怪しさ全開のストーカー男が電話口に。
ライフルでスチュを狙っているとの事で、しかも電話を切ったら殺す、と脅迫される。
脅迫されているから切れない公衆電話でのあまりの長電話に順番待ちしていたねーちゃんが仲間を呼んで追い払おうとする…と、その仲間のおっさんは撃たれてしまう。
そして、警察が出動してフォーン・ブースの周りを取り囲み、騒ぎを嗅ぎ付けてTVが来て、そのTVを観て奥さんと浮気相手が来て…誰か一人を犠牲にして助けてやる、とか言われてるし。
…さて、どうなる、といった感じですか。

適度にツッコミも入れてみましたが、なかなか、期待通りに面白かったです、これ。
殆ど電話ボックスに居ての会話。
映像的にもまるでマラソン中継のようにスチュしか出てこなくて、他の人の場面になると画面分割して兎に角スチュは出っぱなし、いやあ、この辺、かなり新鮮でした。
あとは、名前のある出演者は…6−7人しか居なかったのでは?とか、舞台としてはかなり安上がりだなあ、とか思ったり。
豪華な車も出てこないし、腕時計も偽物らしいしね。(’▽’) アハハ

いろんな大作映画に埋もれてしまってる感がありますが、損はしないと思いますよ。

…なんか最後があっさりしてた気がしないことも無い、かなぁ。



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