監督 イヴ・シモノー
出演 ジョン・マルコヴィッチ(タレーラン)
    ジェラール・ドパルデュー(ナポレオン・ボナパルト)

人類史上最強の皇帝「ナポレオン・ボナパルト」のお話。
海外ドラマのようでDVD2枚でした。
原題は「ナポレオン」が何故「キング・オブ・キングス」なんでしょ??
「キング〜略」と言えば…ファミコンのSLGにそんなのが在ったなあ…とか…。(注 YAHOOで検索したら出てきたので知りました、実は。(;´▽`A``)
ま、いいか、閑話休題。

別に歴史に興味があるわけでも知識が深いわけでもないからナポレオンなんてフランス皇帝でロシア侵攻して敗北して没落した、とか、ナポレオン家の辞書には不可能の文字が書かれていない不完全なものだとか……ま、そんな程度しか知らなかったけど、この作品は成り上がり方から没落までを非常に淡々と描かれていて分りやすいのではないかと。
ロシアまで別に無敗、って訳ではなく勝ったり負けたりとなんだか「織田信長」とか「曹操」のようだ、と思ってしまった。
…最後は志半ばに…って言うところも?
それと、人物像がしっかり描かれているとしたら…あまり大人物ではないんだなあ、と。
背、小さいし。(’▽’) アハハ
かなりわがままだし、戦争好きに見えるし、これが何故そんなに好かれたんだろうか?
そうとうルイ18世と言うか王党派という人達の世界が悲惨だったんだなあ…。
悲惨と言えば、この戦争。
特に前線の兵士。
銃剣持って盾も無く行進して…前の人って死ぬしか道なし?みたいな。
銃剣持ってる人はまだマシで兵士を鼓舞するために太鼓もって行進している人たち…いやあ、なんだかなあ。
戦争なんていつの時代も悲惨なものには違いないけど…ねえ。
まだ「ナポレオン」は前線に立つだけ国民の支持を得られたんだろうか…。
む、話が逸れた…毎度のことだが…。

しかし、淡々と描かれすぎで非常に中途半端ではないかとも。
戦争シーンもどっちが勝っててどっちが負けてるのか?退却シーンも占領シーンも無いし、場面が淡々と切り替わるのがねえ…。
その後どうなってその状態にあるのか、ってのが気になるシーンが多々ありました。(分り難いな、この書き方…)
その淡々と進むお陰で2本で4時間ぐらいですが案外短いと言うかもっと長くじっくりやってくれてもいいのになあ、なんて思ったりしました。

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