ソラリス(SOLARIS)

2003年7月12日
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
主演 ジョージ・クルーニー(クリス・ケルヴィン)

おまけに製作ジェームズ・キャメロン、というなんだか豪華っぽい映画。
なのに日本ではあまり話題になってないなあ。
「マトリックス・リローデッド」や「ターミネーター3」に話題を掻っ攫われたからなのかな?それとも、実はたいした映画じゃないのか…。
と思いながら原作のSF小説「ソラリスの陽のもとに」を読んだんだけど、これが面白かった。
そして、気が付いたらいきつけ?の映画館では今週が最終との事で、とりあえず観に行きました。

…で、期待しすぎたのかなあ、と。
なんだかイマイチ…でした、映画は。

ストーリーは"知性を持つ海"のある惑星ソラリスを研究している友人の科学者ジバリアンからのSOSによりソラリスに向かうケルヴィン博士、到着したときには既にジバリアンは自殺していて、他の研究者の様子もおかしい。
そして、ケルヴィン博士にも異変が起こって…。
ネタバレになりますが…。
異変、とは自殺した妻が出現するという…。
で、その原因はソラリスの海が人の意識から作り出した擬体で、なんの為にソラリスはそんなことをするのか?人を理解しようとしているのか??と言った事を小説では研究しながら、ケルヴィン博士は些細なイザコザ?で妻を自殺させてしまった罪悪感から、そのソラリスの海が作った妻となんとかやり直そうとする、といった感じのストーリーなんですが…(うう、説明下手やな(T∇T) ウウウ)
映画ではその作られた妻との話ばかりで、あまり科学的な話は触れてくれなかった。
そして、ソラリスの海の描写もなんだかチープで、もっとこれもCGでかっこよく描いて欲しかったとか…いや、もう、ホントに残念。
小説読んで期待しすぎたな、なんて思ってしまった。

あまり騒がれなくてもいい映画はあるよ、って話はハリウッドモノには通用しないなあ、なんて実感しました。
いやはや…。

追伸
小説はマジ面白かった。
映画はさておき小説はお勧め。
宇宙の知的生命体は人間に対して友好的か敵対的か、だけではなく、全く相容れない存在、というのもあるはずではないか、っていうのが主題のようです。
…違ったらすみません。(゜ー゜;Aアセアセ


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